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2020.01.31デモクラシー
政策提言ハイライト
ポピュリズムを生む政治不信と既成政党の変化
澁谷壮紀
2019年12月のイギリス総選挙では、Brexitの是非が大きな争点の選挙でした。そんな選挙の裏で、ポピュリズムの拡大の兆候が見られました。近年、話題となっているポピュリズムは、政治不信によって勢力を拡大させています。さらに、新しい政党によってだけではなく、政治不信をもとに従来の政党の姿を変え、拡大していくのかもしれません。この傾向は、イギリスやヨーロッパだけでなく、今後、政治への不信が広がっている日本にも当てはまっていく可能性があります。
FEATURE
ポピュリズム、政治不信、既成政党
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2018.12.25デモクラシー
オピニオンペーパー
ポピュリズムを招く新しい「政治的疎外」の時代
谷口将紀
日本では長期政権が続き、欧米先進国で見られるようなポピュリズムとは無縁のように見えます。しかし筆者が実施した有権者調査では、グローバル化やAIを脅威と捉える人ほど、政治への不信感や疎外感を高める傾向にあることがわかりました。ポピュリズムは、日本にとって決して他人ごとではありません。
FEATURE
ポピュリズム、民主政治、政治的疎外、課題先進国
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2018.09.10デモクラシー
書籍
ポピュリズムの本質
―「政治的疎外」を克服できるか―谷口将紀 水島治郎(編著)小舘尚文 飯田連太郎 野中尚人(著)
国民の不安や不満に訴える欧米先進国のポピュリズムは、社会に根を下ろしつつあるようにみえます。それは、果たして、今を生きる私たちにとって、何を意味するのでしょうか。 本書では、2016~2017年に欧米各国で相次いで実施された選挙について、第一線の学者が解説しながら、ポピュリズムの根源を読み解きます。ポピュリズムの拡大にどのように受け止めるべきか。各国の経験から学ぶ必要があります。
FEATURE
ポピュリズム、民主主義の揺らぎ、産業構造の変化、政治的疎外
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2018.05.01地域経済と市民社会
オピニオンペーパー
中核層が活躍できる社会の構築
―個人の尊重と信頼の醸成が鍵―牛尾治朗 宇野重規
国や地域のために貢献し、社会の変化をけん引していく人々を増やすにはどうすればよいのでしょうか。社会の変革を担っていく人々を、私たちは「中核層」と呼び、研究を行ってきました。中核層は特定の層にいるのではなく、職業や学歴に関係なく、社会のあらゆるところに存在すべき、と思っています。 しかし、現実には、国や地域を自分が支えるという意識は人々のなかでだんだんと弱まってきているように思えます。中核層が活躍するためにどうすべきか。ビジネスリーダーである牛尾治朗氏と、政治学者である宇野重規氏が、現在の日本社会が抱える課題と、それにどのように対応していくべきかについて、対談を行いました。
FEATURE
中核層、個人主義、信頼の醸成
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2018.04.25デモクラシー
オピニオンペーパー
ローカル・コモンズの可能性
宇野重規 早川誠
「コモンズ」が再び注目される時代が到来しています。日本各地で空き地や空き家などが増加する中、地域資源をコミュニティが共同管理する「ローカル・コモンズ」の概念を現代的に応用し、有効な土地活用を図る動きがみられています。IT技術を用いた「ウェブ×人」のプラットフォームをつくることで、ローカルな信頼関係のネットワークを、コミュニティを超えたネットワークと結び付けることができるのです。現代的なローカル・コモンズの可能性について検討しています。
FEATURE
コモンズ、地域の暗黙知、ネットワーク
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2017.10.01デモクラシー
アンケート調査
NIRA総研 中核層調査
NIRA総研
自らの生き方を主体的に選択し、かつ積極的に社会に関わっていくという意識をもつ人々(中核層)は、どの程度存在するのでしょうか。それを探るために、私たちは、人々の意識に着目したアンケート調査を行いました。本調査の結果、中核層の意識をもつ人は社会に2割程度存在し、また、収入や学歴によらず社会に広く存在する点で、エリート層とも異なることがわかりました。
FEATURE
アンケート調査、データ