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中核層の時代に向けて
NIRA総研
日本社会が大きな課題に直面する中、新たな社会の担い手として、「中核層」という概念を広く社会に発信したいと考えています。中核層とはいったいどういった人々で、どのような役割が期待されているのでしょうか。NIRA総研の谷口将紀理事、宇野重規理事、牛尾治朗会長が、アニメーションを用いながらわかりやすく解説します。
5:03
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民主主義の原則は不在者の意向を大事にすること
牛尾治朗 NIRA総研会長/ウシオ電機会長
民主主義の原則は、不在者や少数派の意向を尊重したうえで、最終的に多数決で決めることです。多様な意見や声なき声に配慮して、意見をまとめていくことが、中核層に求められています。
4:32
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変化に対応できる柔軟な仕組みづくりが必要
柳川範之 NIRA総研理事/東京大学大学院経済学研究科教授
世の中の変化のスピードは速くなっていますが、一方で将来の不確実性が高まっています。これからの日本社会が国際的に大きなプレゼンスを示していくためには、変化に迅速で柔軟に対応できるように、社会や経済の仕組みを作り変えていかなくてはいけません。
7:20
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みんなで「公共」を築いていくという意識が大切
谷口将紀 NIRA総研理事/東京大学大学院法学政治学研究科教授
中核層はすでに社会のいろいろなところにいて、地域のために活動をしています。そうした人々をどんどん増やしていくためには、人々が「公共」という事柄にもっと参画し、自分たちが社会の担い手だと実感していくことが大切です。
8:14
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地域に新たな波を起こす人を受け入れよ
宇野重規 NIRA総研理事/東京大学社会科学研究所教授
人口が減少する中、地域社会では、昔からの住民だけで地域を支えていくことが難しくなりつつあります。新たな波を起こすような外からの人を歓迎し、信頼関係を作っていくことで、魅力ある地域づくりができるのではないでしょうか。
7:37
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市民の主体性が持続可能なコミュニティをつくる
牧野 光朗 長野県飯田市長
長野県飯田市では、市民がさまざまな分野で地域のビジョンを考え、自ら実践しています。地域における課題を自分ごととしてとらえ、それを共有して解決策を話し合いながら見つけていくことで、持続可能なコミュニティが作られていくのです。
6:59
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「知った責任」を感じる
川口加奈 認定NPO法人Homedoor理事長
川口さんは、中学生の時にホームレス問題を知ったことをきっかけに、生活困窮者への生活・就労支援活動を始めました。社会の課題に対して小さなことでも行動を起こすこと、そしてそういう挑戦を周囲が批判せずに応援することが重要だと語ります。
7:27
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地域社会で頼りあい誰もが活躍できる社会を目指す
甲田恵子 (株)AsMama代表取締役CEO
子育て支援を通し地域コミュニティの活性化を目指す「AsMama」を立ち上げた甲田さん。日常生活の困りごとを地域の顔見知り同士で頼りあえるようなインフラを作り、誰もがいきいきと活躍し続けられる社会にしていくことが大切だと語ります。
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社会の中のポテンヒットをなくしていく
為末大 (株)Deportare Partners代表/(一社)アスリートソサイエティ代表
責任の所在が見えにくく、放っておかれている社会課題に対し、自分の責任として行動する人が、今の社会に必要とされています。そしてそういう人を声を上げて応援していくこともまた、社会を支えるうえで重要なのです。
5:58